犬が食べ物を食べてから消化するまでの時間は約12時間!消化の良い食べ物とは

犬が食べ物を食べてから消化するまでの時間は約12時間!消化の良い食べ物とは

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犬が食べ物を食べてから消化するまでの時間は約12時間!消化の良い食べ物とは

犬は、体内のエネルギーの60%を消化のために費やし、食べ物を消化する時間は、約12時間だと言われています。

消化の良い食べ物を与えて、胃腸の負担を軽くしてあげましょう。

犬の消化は通常で12時間~24時間

食べ物を食べてから、ウンチとして体外に排泄されるまでを消化と言います。

人の消化時間は、約24時間~28時間ですが、犬の場合は12時間~24時間だと言われています。

人と暮らすようになって消化器官も長くなり、併せて消化時間も12時間~24時間のサイクルでウンチとして排泄されるようになったそうです。

もちろん、個体差や食べ物によって消化時間は異なりますから、消化の良いものは成犬では8時間ほどで消化されるものもあります。

犬の食事の適切な回数と時間

成犬では、ドッグフードに記載されている一日の食事の量を朝夕2回に分けて与える方が多いと思います。おやつもこの食事量に含めてくださいね。

記載されている量は目安なので、運動量が多い犬は少し多めに、少ない場合は少な目にして栄養が不足しないようにバランスを取ってあげてください。

時間は、飼い主さんの都合でよいですが、決まった時間に朝が多めで、夜は少なめに与えるのとよいでしょう。

食後に動き出す時は胃捻転の危険性

食後すぐに散歩や激しい運動させると、胃に急激に負担がかかり、胃捻転(胃がねじれること)になる危険性があります。

食後はのんびり休ませてあげましょう。

犬のウンチの9つのチェックポイント

ウンチは、犬の健康状態を知るチェックポイントと言えます。

一口にウンチといっても色や硬さ、臭いなどで9つのチェック項目があります。一つ一つのウンチの特徴をまとめました。

ウンチの硬さ

健康なウンチは、ティッシュでつかめる硬さで、地面に少し湿り気が残る程度のものです。

ドッグフードにより色に違いがありますが、黄土色や茶褐色です。

カチカチに硬いウンチ

便秘の時にはカチカチに硬いウンチをします。体内に長くとどまっていたため、水分が少なくなり硬くなったものです。

原因は、水分不足、食物繊維の不足、運動不足などが考えられます。

ユルユルに柔らかいウンチ

ユルユルに柔らかいウンチは、ティッシュでつかむと崩れてしまいます。いわゆる軟便です。

トイレシートに後が残ったり、地面についてなかなか拭き取れない状態です。

色は、薄い茶褐色か黄色がかっています。原因は、フードの他にもストレスが考えられますが、散歩の際に1回目は健康なウンチをしていれば、2回目に少し柔らかいウンチをしても大丈夫です。

運動することで腸の動きがよくなり、十分な硬さになっていないウンチが出ただけです。

水っぽいうんち

形をとどめていない状態で、水のようなウンチ、下痢です。

消化不良を起こしているときにこのようなウンチになります。

原因は、体が冷えたり、水分を取り過ぎた時、感染症、ストレスなどが考えられます。元気にしていれば、一過性のものなので心配ありません。

ゼリーのようなウンチ

ウンチの中にゼリーのようなものが混ざっているときがあります。

これは腸の粘液(大腸の分泌液)で、消化不良により大腸の粘膜が刺激されて排出されたものです。

原因は、フードの急な切り替えや体質に合わない食べ物を食べた時に起こります。

黒いウンチ

黒いウンチは、歯茎、胃や小腸からの出血が、ウンチとなるまでに時間がかかり色が黒くなったものです。原因は胃や腸に炎症や潰瘍があり出血した場合が考えられます

特に黒いタール状の場合は胃潰瘍や胃がんを発症している可能性もあります。肉食を中心とした食事を摂っている場合も色が黒くなる傾向があります。

白いウンチ

ウンチの色は肝臓で作られた胆汁から出るビリルビンという色素によるものです。

この胆汁が病気により消化管に排泄されないと白いウンチになります。この場合は、すぐに獣医師に受診してもらいましょう。

血便

血便は、ウンチに血液が混じっている場合と、周りに付着している場合があります。

周りに付着した血液の色は赤い鮮血で肛門の近い部分からの出血、黒く変色している場合は消化管からのものです。

ウンチに混じっている場合は、腸の傷、炎症、腫瘍が考えられます。

虫がついてるウンチ

犬の体内に寄生する虫は、回虫、鞭虫(べんちゅう)、鉤虫(こうちゅう)、サナダ虫があげられます。

これらの虫がウンチと一緒に排泄される場合があります。

腸の中で大量に発生すると、養分を取られて栄養不良になるので、ウンチに虫がつていたら、すぐに駆除しなければなりません。

犬にとって消化の良い食べ物

消化の良い食べ物は胃の中に留まっている時間が短いので、消化器官や粘膜に負担をかけません。

過熱して柔らかくすると消化がよくなります。

人工添加物も消化が悪いので、よい材料を使った無添加のドッグフードを与えましょう。

消化に時間がかかる食べ物

犬は肉食なので、穀物や野菜を消化するのが苦手です。

食事の大半が穀物や野菜の場合は、消化に時間がかかるので消化不良を起こしてしまう可能性があります。

食べ物の消化と散歩の関係

食事の後すぐに散歩に出かけると、食べた物が胃で消化していないので、嘔吐の原因になります。

食後に散歩をする場合は、最低でも30分~1時間経ってから連れて行ってください。

犬の老化と消化時間の関係

老犬になると、胃酸の分泌が減り、食べた物を消化するのに時間がかかるようになります。

胃の負担にならないように消化のいい食事をあげてください。

ドライフードの場合は、小さく砕いてふやかしたり、消化の良い手作りフードを作ってあげると良いでしょう。

異物を食べてしまった場合

クッションから出した綿やおもちゃなどの異物を誤って飲んでしまうと、「食道」、「胃」、「腸」で詰まってしまうことがあります。

症状

食道に異物が詰まった場合、吐き出そうとして咳き込んだり、喉から音が聞こえたりします。

気管を圧迫して呼吸困難を起こすこともあります。

胃や腸の場合は、嘔吐を伴います。

特に腸で詰まったものがそのままになっていると、壊死を起こしたり、腸が捻じれて動かなくなることもあります。

対処法

食道に詰まったものが自力で吐き出せない場合は、麻酔をかけて口から取り出します。

胃や腸の場合は、切開して取り出すしかありません。

消化の良い食べ物まとめ

消化の良い食べ物は、次のような効果があります。

  • キャベツ:お腹の調子を整え、胃粘膜の保護や、血流を良くする。
  • 山芋:胃腸の調子を整え、消化機能を高める。
  • りんご:整腸作用。
  • 豆腐:腸内環境を整える。
  • 肉類が必要な場合は、鶏のササミがおすすめです。

犬の消化の良い食べ物についてまとめ

愛犬が食べた物を負担なく消化でき、十分な栄養が取れることは、健康を維持することにもつながります。

適切な食事回数や散歩をしてあげることも大事です。

もう一つ、消化不良を起こしていないか、ウンチを見れば分かります。

ウンチの観察もお忘れなく。